国立研究開発法人 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター

血友病包括外来

2018年8月13日

救済医療室の外来診療部門です。HIV感染症、C型肝炎、血友病、心のケアなど、様々な問題に対し包括的なケアを行います。 HIV感染症の専門医だけでなく、整形外科、消化器内科、精神科の医師の診察を、同じ場所(血友病包括外来)で受けることが可能です。

診察時間帯

消化器内科:第1月曜日(祝日の場合、翌週)13:00-15:00
整形外科:第2金曜日 14:00-16:00
精神科:第1・3木曜日 11:00-13:00

患者さんのご希望や病状経過、状態に合わせて診療科を決定し予約をお取りします。担当コーディネーターナースへご連絡ください。

医療ソーシャルワーカーとの面談

医療費や各種制度、手続きについて心配な方や相談希望のある方は、ご希望の日にちを担当コーディネーターナースにお知らせください。

医療ソーシャルワーカーとの面談も、血友病包括外来で受けることが可能です。

血友病包括外来

ご担当の先生へ ~診療チェックシートのご紹介~

薬害HIV感染血友病等患者さんの診療は複雑で多岐にわたります。血液凝固因子製剤の使用法を十分に熟知し、血友病性関節症の診療を的確に行い、急速にアップデートするC型肝炎治療の進歩をフォローし、多剤耐性化したHIVを抑制しつつ副作用のなるべく少ない抗HIV療法を選択し、いわゆる生活習慣病の診療も行い、メンタルヘルスもケアする、これらすべてを主治医一人で遂行するのは容易なことではありません。特に、主治医の専門領域以外の合併症が、しばしば見落とされてしまう危険があると言えるのかもしれません。このような見落としを防ぐために診療チェックシートを作成しました。薬害HIV感染血友病等患者さんの日々の診療にお役立ていただければ幸いです。

診療チェックシート

診療チェックシート

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医療スタッフの方へ
~【医療】【福祉・介護】情報収集シート/療養支援アセスメントシートの紹介~

薬害HIV感染血友病等患者さんの長期療養には、一生を通じて、原疾患である血友病とHIV/HCV重複感染の専門医療の充実を要します。場合によっては、併存疾患や合併症として抗HIV薬の副作用や日常生活習慣病による耐糖機能の悪化、心血管疾患のリスク上昇、脂質代謝異常や腎機能障害等に対する治療やコントロールも必要です。医療のみならず、障害福祉・介護サービスを活用し、在宅(居宅・施設)でのQOL(日常生活の質)の向上を保障するために、身体的・心理的・社会的な問題や課題を包括的にとらえ対応することが求められています。患者さんに携わるスタッフが詳細な情報収集のもと、より個別の背景を考慮した包括的医療に取り組めるよう情報収集とアセスメントに関するツールを作成しました。また、患者さんや家族背景は日々変化を遂げており療養の場の選択は重要となっております。この度、在宅療養のポイントチェック表やフローチャートなどを盛り込んだ療養先検討シートも作成しましたので合わせてご使用いただきますと幸いです。