国立研究開発法人 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター

臨床研究に関するお知らせ

2018年9月19日

臨床研究に関するお知らせ

薬害HIV感染被害者を対象とした臨床研究に関するお知らせ

国の法令・倫理指針等に基づき、ACCで現在行われている臨床研究のうち、特に患者さんへお知らせすべき情報を以下に掲載致します。

薬害HIV感染被害者が内包する心的課題の抽出と心理職の介入手法の検討

研究の概要

この研究は、薬害患者さんのメンタルヘルスの向上を目的として行います。カウンセリングに関するインタビューにご協力いただくものと、カウンセリングを実際に受けていただき、その体験によるカウンセリングのイメージの変化や気分の変化についてインタビューやアンケートにご協力いただくものがあります。これによって、薬害患者さんが抱えている(内包している)テーマや、効果的な心理的支援のプロセスを明らかにし、今後の薬害患者さんへの心理的支援の質の向上に役立てていきます。

薬害HIV感染被害者に対する心理的アプローチの有効性を検討する
探索的無作為化群間比較研究

研究の概要

この研究は、薬害患者さんのメンタルヘルスとQoL(生活の質)の向上を目的として、どのようなカウンセリングの方法が有効かについて、QoLや気分に関するアンケートとカウンセリングを患者さんに体験していただいて、調べるものです。今回は、フォーカシングと対話という2つのカウンセリングの方法の効果を比較します。また、カウンセリングの内容から得られたデータをもとにして、薬害患者さんの直面している問題や心理的テーマの抽出を行い、今後の患者さんへの理解や支援に役立てていきます。

血液凝固異常症全国調査(PDF:258KB)

研究の概要

日本における血液凝固異常症の病態を把握し、その治療の向上と生活の質の向上に寄与することを目的として行われる調査です。調査は全国の血液凝固異常症の患者さん全例を対象に行われ、この集計結果に基づいて公的予算や治療環境の整備が行われています。

血液製剤によるHIV/HCV 重複感染者の肝細胞癌合併に関する全国調査(PDF:109KB)

研究の概要

診療録からの情報収集により、血液製剤によるHIV/HCV 重複感染の患者さんに肝細胞癌がどの程度発生するか、またその特徴を明らかにする調査です。調査は平成9年4月から平成31年3月の期間にACCで診療(通院・入院)を受けた非加熱凝固因子製剤(血液製剤)投与によるHIV/HCV 重複感染者のうち、肝細胞癌を発症した方を対象に、対象期間中に診療録に記録された診療情報を研究に使用します。

HIV医療における精神的心理的問題とその支援に関する実態調査(PDF:110KB)

研究の概要

HIV治療の長期療養化に伴い、患者さんや家族・パートナーが精神的・心理的な問題を抱えることも少なくありません。この問題に対して、今後どのように支援を行うか、精神的心理的支援体制の整備を行うことを目的として、本研究では、ACCに通院されている方々への精神的問題や心理支援について、診療録に記録された診療情報を後方的に調査します。

ACCでは、上記にお示しした以外にも多くの研究を行っております。
より詳しい情報については、以下をご覧ください。