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血友病について

更新日:2022年3月29日

 ここ20年程で血友病の治療は大きく進歩しました。血液凝固因子製剤を定期的に注射する定期補充療法が主流となり、製剤の種類は増え、出血を予防しながら日常生活を送れるようになっています。しかしながら、近年課題となっているのが患者さんの加齢に伴う問題です。血友病性関節症の進行や自己注射の困難さ、生活習慣病と出血リスクの上昇、これまで製剤を余り使用していなかった軽・中等症の患者さんの出血など、多岐に渡り日常生活に影響が出ています。こうした課題に対し救済医療室では、主治医やHIVコーディネーターナース(CN)が整形外科医、リハビリテーション科医、薬剤師、メディカルソーシャルワーカー等の専門職と連携して、包括的な治療・ケアに取り組んでいます。

定期補充療法に関するご相談

 定期補充療法の目的は、自覚症状のない出血を含め、あらゆる関節内出血を予防し、関節症の発症と進行を防ぐことです。定期補充療法の投与方法は、患者さんの状態や製剤の種類によって異なります。現在の出血頻度や関節の状態をチェックし、日常の活動状況、輸注のタイミング・管理方法など、患者さんの生活スタイルをうかがい、適切な方法を話し合って決めていくことが大切です。ヒト血漿由来製剤の従来型から遺伝子組換え製剤の長時間作用型、最近では第Ⅷ因子機能代替製剤に関する相談にも対応しています。何かお困りのことなどありましたら、CNにお声がけください。

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