HOME > お知らせ > 薬害HIV救済医療シンポジウムを開催いたしました

お知らせ

薬害HIV救済医療シンポジウムを開催いたしました

 2018年5月18日(金曜日)、国立国際医療研究センター 研修センター棟5階大会議室で薬害HIV救済医療シンポジウムを開催いたしました。

薬害HIV救済医療シンポジウム

 1989年に始まった薬害HIV裁判は、1996年3月29日に和解が成立し、翌年にエイズ治療研究開発センター(ACC)が設立されました。2011年にはACC内に救済医療室が設置され、院内外の組織と連携しながら被害者の方への救済医療を展開しています。 今回シンポジウム開催を開催した目的の一つは、その取り組みを広く知って頂くためと、今後さらにその取り組みを発展させていくためのきっかけとすることです。当日は院内外の医療機関従事者の方だけでなく被害者の方や一般の方々含め、およそ140名の皆様にご参加頂きました。

当日のプログラムはこちら(PDF:473KB)

 ACCでは院内外の診療科、医療機関と協力し、被害者の方の治療やご家族・ご遺族の方の健康診断を実施しています。
 今回のシンポジウムでは、院内から日ノ下腎臓内科診療科長、藤谷リハビリテーション科科長から、院外からは長崎大学病院 移植・消化器外科より江口晋先生、群馬大学 重粒子線医学研究センターより大野達也先生、北海道大学病院HIV診療支援センターより遠藤知之先生、国立病院機構仙台医療センターより伊藤俊広先生からご講演いただきました。

 3時間という短い時間ではありましたが、これまで様々な問題にどのように取り組んできたか、被害者の方々の治療を進めていく上でこれからどうしていくべきなのか、お一人おひとりが改めて考えて頂くきっかけになったかと思っています。

 皆様お忙しいなか、また当日は大変暑いところご参加頂き、誠にありがとうございました。

ページの先頭へ