国立研究開発法人 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター

肝細胞癌に対する重粒子線治療について

2019年8月22日

救済医療室では、薬害HIV感染血友病等患者さんの肝細胞癌に対する重粒子線治療を群馬大学 重粒子線医学センターにご協力頂いています。

重粒子線治療の適応となる主な病状は、肝臓以外の転移がなく限局した大きさ12cm以下の病変で、肝機能はChild-Pugh分類でAまたはBの場合です。最終的には、個々の患者さんの病状を担当医からより詳細に確認して判断しています。
重粒子線治療を検討されている薬害HIV感染被害者の方は、担当医を通じて救済医療室(電話直通:03-6228-0529)にご連絡ください。

群馬大学 重粒子線医学センターウェブサイトでは、治療を希望される方向けに治療前後の手続きやよくある質問・遠方から受診する場合の宿泊施設の案内等が、医療関係者向けには対象となる疾患別の治療方針等の詳細が紹介されています。

群馬大学 重粒子線医学センターウェブサイト
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