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救済医療室のご案内

血友病薬害被害者に対し、その医学的・社会的特性を考慮し、滞りなく重点的に診療を行うことを目的として、2011年7月に国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院ACCに救済医療室が設置されました。同年9月にHIV感染血友病等患者を対象にした血友病包括外来を開設しました。ACC/消化器内科/整形外科/リハビリテーション科/精神科の医師や、コーディネーターナース、心理士、薬剤師、歯科衛生士、MSWなどのチーム医療により包括的な診療・ケアの提供を目指しています。

2017年には血友病包括外来の前に、薬害HIVの教訓を伝えるモニュメントが設置されました。東京HIV訴訟被害者837名の原告番号を葉に記した「命の樹」です。薬害HIV感染被害者を永久に守っていく責務とともに、「命の尊さ、それを守る医療」の願いを込めた象徴となっています。