遺族健診受診支援事業
2010年に行われた「HIV感染被害者遺族実態調査」により、薬害HIV感染血友病等患者遺族は、身体面・精神面の健康度が全般的に低く、薬害被害の過去に触れられたくないため医療機関の受診をためらうケースがあることがわかりました。
この調査結果を受けご遺族が安心して健康診断を受けられるよう、公益財団法人友愛福祉財団は2012年に「遺族健診受診支援事業」を開始しました。
健診は、ACCと独立行政法人国立病院機構大阪医療センターの2施設で行っています。
ACCで健診受診を希望される方は、社会福祉法人はばたき福祉事業団 へご連絡ください。
ACCでの遺族健診のご案内
【場所】国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院(NCGM)
【健診内容】人間ドックセンターにて日帰りドックコースを実施します。
【時間】午前8時30分から始まります。
※詳しくは社会福祉法人はばたき福祉事業団、または、救済医療室へお問合せください。
健診受検までの流れ
- 申し込み
社会福祉法人はばたき福祉事業団にご連絡ください。
- 事前相談
HIVコーディネーターナースがお電話等で相談し受診計画を立てます。
- 健診
HIVコーディネーターナースが人間ドックセンターにご案内します。
健診時、ACC医師も診察させていただきます。
HIVコーディネーターナース・はばたき相談員との面談があります。
心理療法士との面談があります。 - 結果
結果が出ましたら、電話連絡の上、検査結果をご自宅に郵送させていただきます。