2010年に行われた「HIV感染被害者遺族実態調査」により、薬害HIV感染血友病等患者遺族は、身体面・精神面の健康度が全般的に低く、薬害被害の過去に触れられたくないため医療機関の受診をためらうケースがあることがわかりました。この調査結果を受けご遺族が安心して健康診断を受けられるよう、公益財団法人友愛福祉財団は2012年に「HIV遺族健診受診支援事業」を開始しました。
健診は、ACCと独立行政法人国立病院機構大阪医療センターの2施設で行っています。ACCで健診受診を希望される方は、社会福祉法人はばたき福祉事業団へご連絡ください。
ご遺族の健康診断受診支援
更新日:2022年6月14日
遺族健診の概要
国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院(NCGM)の人間ドックで日帰りコースを実施します。
健診は午前8時30分から始まります。詳しくは救済医療室・はばたき福祉事業団へお問合せください。
遺族健診受診の流れ
- 1
健康状態・生活状況の確認 HIVコーディネーターナース(CN)が電話でお伺いします。
- 2
検査内容と健診日の確認 CNがご都合の良い日程を伺います。
- 3
NCGMの人間ドックで検査実施
- 4
血友病包括外来で診察
- 5
心理療法士による面談
- 6
結果郵送 必要があれば医療機関への紹介状を同封します。