HIVコーディネーターナース
HIV感染症のコントロールには、患者さん自身が治療と生活の両立を目指し、自分で様々な取り組みを行うセルフマネジメントが重要です。HIVコーディネーターナース(CN)は、主治医とともに患者担当制で、患者さん一人一人の治療や療養に必要な知識や技術に関する情報提供や相談対応を行い、セルフマネジメントをお手伝いしています。患者さんの長期療養をサポートするため、地元で必要な医療・保健・福祉サービスについて、地域側支援者と連携し、在宅療養支援にも努めています。血友病包括外来受診の流れは、こちらからご確認ください。
メディカルソーシャルワーカー
患者さんが、必要な医療や福祉を受けながら尊厳ある生活を安心して継続していけるよう、個別支援に取り組んでいます。長期療養に伴う生活上の心配ごとや介護や療養に関する不安、就労や社会参加についてなど、まずはご本人にお話を伺います。そして解決に向けて適切な社会資源につながることができるよう、ご本人と一緒に課題を一つ一つ確認し、自己決定を支持しながら支援していきます。社会資源・生活支援に関するご相談は、こちらからご確認ください。
心理療法士
病気との付き合いが長くなると、ときには気分が沈むことやこの先のことを思い悩むこともあります。加齢に伴い、物忘れなどで悩まれる方もいらっしゃいます。私たちは、患者さんがよりよい生活を送っていただくため、気持ちの面からサポートしていきます。メンタルヘルスや相談や支援について詳しくは、こちらからご覧ください。
薬剤師
お薬について相談したい方は、ご希望の日にちを主治医または担当CNにお声掛けください。血友病包括外来またはACC外来服薬指導室にてお伺いいたします。「こんなこと相談していいのかな?」、「ほかの人はどんな相談をしているんだろう」と思われた方は、こちらのページでご紹介していますので是非ご覧ください。
歯科衛生士
これまで口腔内出血等で多くの方々が苦労されていたと思います。患者さんが安心で安全な歯科医療が受けられるよう、歯科受診の支援をしています。また、お口の健康は全身の健康と深い関わりがあるため口腔管理はきわめて重要です。お口の健康の維持のためにセルフケアのサポートもしていきます。虫歯や歯周病の予防や歯科受診については、こちらのページでご紹介していますのでご覧ください。
リサーチナース
ACCでは国内や海外で多数の研究を実施しています。リサーチナースはそれらの研究をサポートするスタッフです。研究の実施計画に従って、研究に参加してくださった患者さんの受診の管理や、研究データを収集し、データベースに入力しています。研究データを正確に収集する事は大事な事ですが、最も大切なことは研究に関連する法令や倫理指針を遵守しながら研究を実施し、研究に参加した患者さんが不当な不利益を被らないようにする事です。常に患者さんの立場に立って研究を見つめるよう心がけています。
上記のACCスタッフ以外にも院内外の多職種でチーム医療を行っています。何かお困りのことなどありましたら、担当のHIVコーディネーターナース(CN)または救済医療室(直通:03-6228-0529)へご連絡ください。