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外来・入院でのリハビリテーション

更新日:2022年3月29日

外来でのリハビリテーション

 外来通院してのリハビリテーションが必要な場合、主治医に診療情報提供書を書いてもらい、メディカルソーシャルワーカー(MSW)にも相談して、通院負担も考えて通いやすいところを選ぶことが大切です。大きな病院などでは、リハビリテーションが入院患者さん専用のため外来リハビリテーションをもともと実施していないところもあります。
 一方、患者さんは血友病やHIVについて小さい医療機関での理解や知識に不安があるかもしれません。あらかじめ、情報提供書をMSW経由で送ってもらい、MSWのほうから、十分な引継ぎをしておいてもらいましょう。
 外来リハビリテーションを受けるとともに、担当療法士にアドバイスをもらうなどして、自宅でもできる運動を行いましょう。


入院でのリハビリテーション

 血友病に起因する腸腰筋出血や関節障害で入院した時だけでなく、さまざまな内科疾患・外科疾患で入院した際、リハビリテーション医療を受ける機会が多くなっています。血友病のコントロール状況の情報提供と連携がしっかりなされていて、凝固因子製剤の定期投与がなされていれば、理学療法や作業療法を受けることは安全でかつ有用です。担当療法士には、初めに、自分の関節の状態、どの関節が痛くなりやすいか、今までの運動習慣、リハビリ歴などを伝え、慎重に開始してもらいましょう。

 

 


”自助具について”は国立国際医療研究センター病院(NCGM)リハビリテーション科のサイトにリンクします

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