薬害エイズ裁判和解記念集会の開催（WEB開催)をご案内いたします。
エイズ治療・研究開発センター（ACC）は、薬害エイズ裁判の和解による恒久対策として、1997年4月に国立国際医療研究センター内に設置されました。
被害者は原疾患である血友病だけでなく、重複感染しているC型肝炎や重篤な免疫不全状態の後遺症、初期の抗HIV薬の長期内服による副作用、高齢化などが複雑に絡み合い、一般的な医療だけでは治療が極めて困難な病態にあります。このような被害者が高度かつ専門的な医療を受け、十分な福祉サービスが得られるようにサポートしていくために2011年7月に救済医療室がACC内に設置されました。
日本の血友病患者を襲った未曾有の薬害事件の被害者の現状を広く社会に報告し、この深刻な被害を語り継ぎ、そして亡くなられた被害者を追悼するため、東京／大阪HIV訴訟原告団・弁護団主催のもと「薬害エイズ裁判和解記念集会」が毎年開催されています。
薬害エイズ裁判は、今年25年という一つの節目の年を迎えます。今回の和解記念集会では、東西の原告団代表経験者による「原告団活動を振り返る」対談企画が予定されております。なお、今般の新型コロナウイルス感染状況を考慮し、今回の和解記念集会は挨拶や献花などの企画に参加される方だけが会場に集まり、全体としてはWEB配信で開催されるとのことです。詳しい視聴方法は、下記案内状裏面に記載がございますのでご確認いただけますようお願い申し上げます。
日時：2021年3月27日（土曜日）14時～16時
参加方法：YouTubeでのライブ配信
当日開催時間帯に以下URLまたは画面右のQRコードからアクセスしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=zmhyDUwIyX0
ご注意ください
和解記念集会当日まで、動画は非公開の状態となっており、アクセスしても「動画は再生できません」と表示されます。当日の開始時間少し前にアクセスしてください。
プログラム：
黙祷
献花
来賓あいさつ
対談企画：原告団活動を振り返る ～東西原告団代表経験者～
主催者挨拶
主催：東京HIV訴訟原告団／弁護団 大阪HIV訴訟原告団／弁護団
事務局：社会福祉法人はばたき福祉事業団
