新型コロナウイルスの感染拡大により、患者さんの生活にも影響が出ていることと思います。元来⾎友病等で運動が難しい状況に加え、外出⾃粛のため更に体を動かす機会が減っています。体重や⾎圧値の増加がみられる方も少なくありません。体重が増加すると関節への負担も増え、関節症悪化につながります。体重や⾎圧のコントロールを適切に⾏うことは、生活習慣病の予防にもなります。
そこで今年は、国⽴国際医療研究センターの栄養管理室やリハビリテーション科の皆さまのご協⼒で、コロナ禍でも適切な体重を維持できるよう、食事や運動に役⽴つアドバイスが聞けるリハビリ検診会・オンライン開催が企画されました。オンラインなので、全国どこからでもご参加が可能です。Zoomを利用しての開催とはなりますが、今まであまりZoomを使ったことがない方向けにはサポートもございます。
参加を希望される方は、
・受診の際に担当のHIVコーディネーターナースにお声がけいただくか、
・平日8:30~17:15の間に救済医療室(TEL:03-6228-0529)へお電話いただくか、
・はばたき福祉事業団「被害者専用ホームページ」※ をご確認ください。
※「被害者専用ホームページ」は、被害者の方のみ閲覧できるサイトです。閲覧するためにはパスワードが必要です。被害者の方で、パスワードをご存じない方は、はばたき福祉事業団までご連絡ください
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
日時:2021年10月9日(土曜日)10:30~12:00
開催方法:Zoomによるオンライン開催 (お申込みされた方へ、後日IDやパスコードのご案内が届きます)
プログラム
10:30 開会挨拶
国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター センター長 岡 慎一
10:35 食事で出来る生活習慣病予防
国立国際医療研究センター 栄養管理室 栄養士 川井 翔
国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 医師 渡辺 恒二
11:00 生活習慣病に効く運動
国立国際医療研究センター リハビリテーション科 理学療法士 野口 連
11:25 HIVコーディネーターナースからのお知らせ
11:30 質疑応答
11:55 閉会挨拶
国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 救済医療室長 潟永 博之
厚生労働行政推進調査事業費補助金エイズ対策政策研究事業
「非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究」班